2020.12.04
皆さんはお持ちの真珠をどのようにお手入れして、どのように保管していますか?
帰宅したらそのままお手入れをせずに化粧台の引き出しの中や専用のジュエリーBOXなどに保管しているという女性は結構多いかと思います。
しかし、真珠という宝石は、こまめなお手入れが必須であり、保管方法も気を付ける必要があるのです。
この記事では、そんな「真珠のお手入れ方法と保管方法」について解説していきたいと思います。
それでは、ここからは具体的な真珠のお手入れ方法を解説していきましょう。
・使ったその日のうちに手入れをする
真珠は、酸や熱、水に弱い特徴がありますので、使用後は真珠の表面についた油や汚れをしっかりと拭き取る必要があります。
一般的な使用方法であれば、柔らかい綺麗な布で全体的に拭く程度で大丈夫ですが、夏場や長時間身に付けていた時は、帰宅後に一粒ずつ揉むように拭いていく必要があります。
決して、ティッシュなどで拭かないようにしましょう。
ティッシュは一見柔らかいのですが、真珠に傷がついてしまう危険性があるので、真珠のお手入れには向きませんので、必ず柔らかい綺麗な布(メガネ拭きなどでも可)を使うようにしましょう。
・2~3年に一度は専門店でメンテナンスする
特に真珠のネックレスは、何度も付けているうちに化粧品や整髪料の成分、人間の汗が染み込んでしまうものです。
一定期間経つと、真珠の色褪せや劣化が起こったり、糸切れしてしまう可能性が高くなるので、2~3年に一度は専門店でメンテナンスしてもらうべきです。
このメンテナンスを怠ってしまうと、せっかくの魅力溢れる真珠も台無しになってしまいますので、めんどくさがらずに実施しましょう。
真珠のネックレスやブレスレットなどを、他の宝石と同じ場所に保管している女性は結構多いのではないでしょうか?
しかし、真珠はデリケートな宝石ですから、「温度差の激しい場所を避ける」「湿度の高い場所を避ける」「直射日光の当たる場所を避ける」というポイントを徹底する必要があるのです。
また、ダイヤモンドやパールといった他の宝石は、それぞれ高い硬度を持っています。
真珠と同じ場所で保管していると、高い硬度を持つ他の宝石との接触によって傷がついてしまう危険性があるので、真珠は別の場所に保管する必要があるのです。
・防虫剤をそばに置かない
防虫剤には、真珠に悪影響を与える成分が含まれている可能性があるので、そばに置かないようにしましょう。
・超音波洗浄機(もしくはスチームクリーナー)の使用
色褪せや汚れが目立つ場合に、超音波洗浄機などを試そうとする人がいますが、これは絶対にやってはいけません。
前記した通り、柔らかく綺麗な布で拭くことがお手入れの基本となっており、もしも汚れなどが気になる場合には専門店にお任せするのが一番安全で確実に綺麗にできるはずです。
真珠は炭酸カルシウムの結晶とたんぱく質でできているデリケートな宝石なので、保管もお手入れも十分に注意する必要があるのです。
今回は、真珠のお手入れ方法と保管方法について解説してきました。
真珠は、基本的に使用後すみやかに柔らかく綺麗な布で優しく拭くことで、その品質を保つことができます。
また、2~3年に一度専門店にメンテナンスすることも重要です。
そして、真珠を保管する際は、「温度差や湿度、直射日光」に気を付けることはもちろん、他の宝石とぶつかって傷がつくリスクを避けるために別の場所で保管する必要があるのです。
ぜひこれらの事をしっかりと徹底して、長い期間高品質な真珠を身に付けられるようにしましょう。
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