NO1 鑑定書と鑑別書の違い～一生物のジュエリーを安心して買うために

こんにちは
北海道千歳市のジュエリーアンドウォッチ OBARAイオン千歳店です。
北海道千歳市にて、地域最大級の結婚指輪や婚約指輪を取り揃えております。

宝石を購入する際、品質や真贋を確認するために「鑑定書」や「鑑別書」といった書類が重要な役割を果たします。
しかし、鑑定書と鑑別書それぞれが何を意味し、どのような違いがあるのかを正確に理解している方は多くないかもしれません。

鑑定書は主にダイヤモンドなどの価値評価を目的に発行され、一方で鑑別書は宝石の種類や素材の特定に用いられます。

今回は、鑑定書と鑑別書の違いをわかりやすく説明し、どちらがどのような場面で必要で、役立つかを詳しく解説します。

1. 鑑定書とは？

鑑定書は、ダイヤモンドに対して発行されるもので、その品質が詳細に評価されます。宝石鑑定士が専門的な設備を用いて評価を行い、以下の4C（世界中で用いられているダイヤモンド品質評価基準）の項目を中心に記載します。

※画像はイメージです。
引用元サイト：https://bridalnavi.jimdofree.com/20190912/

重さ：カラット（Carat）
宝石の重さを表す単位で、1カラット＝0.2グラムです。カラットが大きくなるほど価値も高まります。

色：カラー（Color）
ダイヤモンドの色合いを評価します。無色に近いほど価値が高く、DからZのアルファベットでランク付けされます。
Dが最も無色に近く、Zに近づくほど黄色みを帯びます。

透明度：クラリティ（Clarity）
ダイヤモンドの内部や外部にある内包物や傷を評価する基準です。内包物が少なく、肉眼で見えにくいほど評価が高くなります。
グレードは「FL」（欠点なし）から「I3」（内包物が肉眼で確認できる）まで分類され、透明度や輝きに大きく影響します。

輝き：カット（Cut）
ダイヤモンドのカットの質を評価します。カットが良いほど、光が美しく反射され、輝きが増します。
Excellent（エクセレント）からPoor（プア）の5段階で評価されます。

鑑別書とは？

一方、鑑別書は、宝石が本物であるかどうかを証明するための書類です。鑑別書は品質に関する評価ではなく、宝石の種類や天然石であるかどうかを確認する目的で発行されます。特に色石（サファイア、エメラルド、ルビーなど）や真珠、オパールといった宝石に対して発行されることが一般的です。

【主な記載項目】
宝石の種類（例：サファイア、ルビーなど）
天然石か合成石かの判断
トリートメント（人工的な加工）の有無
色や透明度の簡易的な説明

3. 鑑定書と鑑別書の違いを具体的に解説
鑑定書と鑑別書にはいくつかの重要な違いがあります。
それぞれの書類が何を意味し、どのような情報が含まれているのかを比較しながら詳しく解説します。

3.1 評価対象の違い
鑑定書は、ダイヤモンドの評価に重きを置いています。4C（カラット、カット、カラー、クラリティ）に基づいて詳細な評価が行われ、その宝石が市場でどれだけの価値を持つかを判断する基準となります。一方、鑑別書は、宝石が何であるかを証明するための書類で、素材や種類、または合成石か天然石かを確認することを目的としています。

3.2 内容の違い
鑑定書には、ダイヤモンドやその他の宝石の評価基準に基づいた詳細な分析が記載されます。これには、重量や寸法、カットの形状、輝きなどが含まれます。対して、鑑別書には宝石の種類、加工の有無などが記載され、特に宝石の真贋や素材の特定に関する情報が中心となります。

まとめ

今回は鑑定書と鑑別書の違いについての簡単な解説でした。
特に鑑別書がそれぞれどのようなシチュエーションで用いられるのかなどの詳細は、それぞれ別ブログで紹介しておりますので、そちらも読んでみてください。

最後に

OBARAオバライオン千歳店は毎日午前9：00～午後21：00まで営業中です。

お仕事終わりにもゆったりご覧いただけます。

特に土曜日の午前の時間帯は、ご来店におすすめとなっております。

ジュエリーコーディネーターの資格者である店頭スタッフが、懇切丁寧にご対応させていただきます。

OBARAオバライオン千歳店では、鑑定書・鑑別書の発行にも対応しておりますので、気兼ねなくお買い物いただけます。
カラーストーンを始めとするジュエリーをお求めの際は、ぜひ当店にてご来店お待ちしております。

こんにちは
来店されたお客様の多くの方々は鑑定書と鑑別書の違いはご存じない方多いようです
鑑定書は宝石の中でもﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞの一定のレベルの品質が良い一個石に対して
鑑定書を作成します
品質のレベルが低いﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞに対して鑑定書を作成しても
４ｓ（キャラット　カット　クラリテー　カラー）の表示が記載されるので
見た目上も良くない為に作りません
その場合は鑑定ではなくて鑑別書を作成します
鑑別書は天然のﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞと認めるという表示とカラット位の表示で
それ以上の表示はありません
しかしこれが色石になると多くの表示項目が出てきます
それらのお話は次回にいたします