2022.03.20
誕生石とパワーストーンはとても密接な関係があります。
自分の誕生石を知り、それを選んで持っておくことで自然とその加護を受けることができます。
今回も2月の誕生石である「アメシスト」についての雑学をご紹介します。
アメシストの石言葉は、「誠実」「真実の愛」「心の平和」。
別名・愛の守護石とも呼ばれるため、お守りとして大切な人への贈り物に最適とされ人気があります。
もちろん、恋愛成就やパートナーとの末永い愛を守るために自分で持っておいても良いです。
アメシストは紫色の輝きが高貴な色として持て囃され、古代より愛されてきました。
かつてアメシスト自体が高価かつ希少であったこともあり、神聖な立場や特権階級の人間のみが身につけることを許されており、高貴というイメージがより強いです。
高貴かつ神聖な力でマイナスな運気を払拭し、周りに流されることなく正しい方向へと導くことで心の平和を保ってくれると信じられています。
19世紀に入り、ブラジルで大きなアメシストの鉱山が発見されたのはアメシストにとって大きな転換期。一般にもアメシストが浸透していくきっかけとなりました。
アメシストの和名は紫水晶。水晶・クォーツの仲間です。
基本的に濃い紫色やピンクなど、豊富なグラデーションがあります。
特徴的なのはカラーバンドと呼ばれる濃淡の縞模様で、アメシストの魅力を引き立てるのに一役買っています。天然のアメシストの中には、羽の形をしたインクルージョン(内包物)が見られ、他の水晶にはない特徴を持ちます。
アメシストは基本的に色ムラが特徴的であることから、最高級のアメシストは色ムラのない深い紫色とされていますが、形成途中に紫外線の影響を受け、淡い紫色となった「ラベンダーアメシスト」と呼ばれるものが、特に人気があります。
ラベンダーアメシストの主な原産国は、ブラジルとマダガスカルです。
実際に購入を検討する場合、産地にこだわってみると希望通りのジュエリーに出会いやすいかもしれません。
ちなみに、過去には日本の石川県でもアメシストが採掘された記録があり、良質なものであったため「加賀紫」と呼ばれていたそうです。
また、アメシストは水晶の中でも熱に弱く、特に日光に大変弱いため、日の当たらない場所で保管しましょう。熱に晒し続けると、美しく高貴な紫色から変色を経て脱色、無色透明となってしまいます。
アメシストとお酒の間には深い関係があるのをご存知でしょうか?
それはギリシャ神話に登場する酒の神バッカスの伝承が由来しています。
アメシストの深く美しい紫色は、バッカスの持っていた最高級のぶどう酒(ワイン)を宝石にふりかけたためとされており、アメシストを身につけるとお酒に強くなるといわれています。
自分は酒癖が悪い、悪酔いしやすいなど、お酒で悩みを持つ方やお酒の席での接待業に従事する方にもおすすめのジュエリーです。
ちなみに、アメシストはギリシャ語で「amethystos」、酒に酔わないという意味です。
高貴で落ち着いた輝きのアメシスト。
恋愛に強いだけでなく、自らの身を守るお守りとしても重宝します。
悩んでいるときにこそ、身につけたいジュエリーですね。
カラーストーンのコーディネートに一つ、検討してみてください。
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