2021.11.09
誕生石とパワーストーンはとても密接な関係があります。
自分の誕生石を知り、それを選んで持っておくことで自然とその加護を受けることができます。
今回も10月の誕生石である「オパール」についての雑学をご紹介します。
オパールの石言葉は「希望」「活性化」「好転」など。
何か自分が行き詰まったときに、状況を打破してくれる力を持つパワーストーンとして、お守りに適しています。
また、その複雑に変化する輝きによって、見える色も異なるため、多くの石言葉を持つともされています。
上記の石言葉にもあるように、別名は「希望の石」とされ、人生をより楽しく、ポジティブに生きて願いを叶える効果があります。
さらに、「キューピッドストーン」という別名も持っており、内面からの美しさ、秘められた才能を引き出すことで、自身が愛するべき運命の人ととも巡り合わせてくれる力もあると信じられていることから、縁結びのパワーストーンとしても重宝されています。
これから出会うだけでなく、結婚を考えている大切なパートナーがいるといった方にもとてもおすすめなジュエリーです。
他にも「神の石」「女王の宝石」とも呼ばれ、移り変わる輝きにふさわしく多くの呼び名を持つ石です。
オパールの語源は、サンスクリット語で宝石を意味する「ウパラ」、ラテン語で特に価値の高い宝石を意味する貴石を意味する「オルパス」などが由来とされています。
和名は「蛋白石(たんぱくせき)」とされ、ホワイトオパールと卵の白身が似ていたため、そのような呼び名になったという説もあります。
オパールの輝きはその語源にも影響するほど特殊な輝きを持ち、赤青緑などの様々な色が次々と移り変わる様子から、遊色効果と名付けられているほどです。
希望や縁結びなど、ポジティブに幸運な意味を持ち重宝されていたオパール。多くの別名を持つことも上記で語りましたが、その呼び名の中には「不幸の石」という似つかわしくなものもあるようです。
最初に結論から言えば、そんなことは決してありません。オパールは希望をもたらしてくれて、ネガティブな感情から守ってくれる優しい石です。
ではなぜ不幸の石や運気が下がるなど言われてしまうのか。
特にこのような風説を持つのはイギリスを始めとするヨーロッパの地域のようです。
数ある説の中でも、19世紀頃にオーストラリアから入ってきたオパールの台頭を快く思わなかったダイヤモンド商人たちによる悪評が根強く残っている説、デリケートで加工しにくいために割れやすく、当時の職人たちが責任を負って不幸になった説など、その次代の人々の迷信によって、オパールは不幸の石と呼ばれるに至ったようです。
オパールは希望の石と呼ばれ、古代から愛され続けています。
パワーストーンなのに運気が下がるという噂があっても、それはあくまで噂でお守りとしてとても優れた石なので、興味がある方は気にせず身につけるのがおすすめです。
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