2021.11.09
今までOBARAオバライオン千歳店では誕生石を始めとしたパワーストーンと呼ばれるジュエリーについて紹介してきました。魅力的で美しくも力強さを持つパワーストーンたちは、多くの恩恵を私達にもたらしてくれますが、その力はいつまでも続くものではありません。パワーストーンも使い続ければ石に疲労が溜まり、本来の力を発揮できなくなってしまいます。まさしく人間が休養を摂るのとと同じように、パワーストーンにも定期的な休養、メンテナンスが必要なのです。そのメンテナンスのことを浄化といいます。
今回は、お気に入りのパワーストーンを長く使うための浄化について説明いたします。
浄化にも様々な方法があります。
簡単なものだと、水洗いや太陽の光に当てるなどが挙げられますが、パワーストーンの特性や硬度によって臨機応変に変えなければなりません。保管と同じく、誤った方法での浄化はパワーストーンを傷つけて輝きを損なうだけでなく、最悪破損にまで至らしめる可能性があります。自分の使っているパワーストーンやジュエリーの浄化方法に適したものは何か、よく調べて大切に扱いましょう。ポピュラーなジュエリーの浄化方法とそれに対応する方法に適さないパワーストーンについて、いくつか本記事でもご紹介します。
水を用いた浄化は、溜まった負のエネルギーを洗い流してくれると言われています。
浄化に用いる水は、なるべくなら汚染のない川や湧き水、天然水が望ましいですが、水道水での浄化でも問題ありません。
自然の綺麗な水を用いる場合は、手のひらにパワーストーンを乗せて、流してしまわないように注意しつつ、水にくぐらせます。パワーストーンがきれいになった、と感じたら完了です。
水道水を用いる場合は、小皿やボウルなどの容器にパワーストーンを置き、水を流し入れます。このとき水勢が強いと水が溢れてパワーストーンが外に出てしまうかもしれないので、チョロチョロとゆっくり流し入れることを意識してください。このとき、水は流しっぱなしで大丈夫です。1時間ほど放置して、完了です。もしも、もう少しパワーストーンをしっかり浄化したいという場合は、一晩そのまま置いておいてもかまいません。
どの手法でも浄化が完了したら、丁寧に水気を拭き取ることは忘れずに。
水での浄化に向いていないパワーストーン例:
アンバー(琥珀)、ターコイズ、ラピスラズリ、アズライト
主には太陽光による浄化がメインとなります。
人が日光浴をするのと同様に、パワーストーンにも太陽の光を浴びさせるイメージです。
自然の光の持つエネルギーをパワーストーンに溜めることで、パワーストーンの持つパワーが高まります。
太陽光を浴びさせるときは、早朝の日の出から午前中の太陽の光が一番力を持つとされていますので、この時間帯の浄化がおすすめです。2~3時間光の当たる場所、もしくは窓際に置いておきましょう。
また、太陽光だけでなく月光による浄化も有効です。
新月から満月になる間、月が満ちていくときが月の力が高まるとされているので、この時期に行いましょう。
月光浴はだいたい2時間ぐらいが推奨です。
太陽光の浄化に向いていないパワーストーン例:
アクアマリン、アメシスト、アンバー(琥珀)、エメラルド、オパール、シトリン、トルマリン、パール、ルビー
清めの塩と呼ばれるほど、塩自身には強力な魔除けや厄除けの力があると古くから伝えられています。
塩での浄化は、水や光と比較して、非常に強力な清めの力を持つ方法です。
天然塩でも粗塩のどちらでも大丈夫です。
小皿や容器にきれいな塩を盛り、そこにパワーストーンを乗せ、清潔で静かな場所に一日置いておくだけです。
浄化が終わったら、流水で塩を流し、やわらかい布で傷つかないように拭き取って完了です。
ひどくパワーストーンが疲れている、邪気を帯びているパワーストーンを浄化するのにおすすめです。
また、浄化に使った塩はマイナスのエネルギーを吸っているので、再使用は行わず処分してください。
塩の浄化が向いていないパワーストーン例:
ターコイズ、アンバー(琥珀)、オパール、マラカイト
パワーストーンの浄化について紹介しました。
お気に入りのパワーストーンは長く大切に使っていきたいものですね。
人と同じように、休息をはさみ、石を労ってあげてください。
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